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E.が更新さぼって早1年半。 そろそろ何か書くかも。
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 そんなこんなで群馬県高崎市はCYCLETECH-IKD さんにお邪魔してきた次第。
 これが予想を遙かに超えて楽しく滞在させて頂いてしまった。お昼直前に行ったのに
辞去したのが午後五時過ぎって。

(1) 高崎市役所の裏手にひょっこりある。住宅街のようなところで、こんな所に感巨大です。
  場所がわかりにくいかと思いましたが、そんなでもなかったです。

(2) 敷居高そうに見えますが、代表の片岡さんも店長のYさん(本名出すのもアレなんで
 イニシャルのみ)も非常に気さくで、肩肘張らずに過ごせました。
  これなら「バイク・フライデー軽井沢ミーティング」なんてのも行きたくなるかなぁとか
 思いましたのですよ。

(3) ガレージ改装と言うことだそうだけど... 狭い。狭い店内に納車待ちやら組み立て中やら
 展示品?やら、いっぱい。
  たまたま当日はお客さんが多かったとのことで、片岡さんが「狭くてすみませんねー」と
 仰せでしたが... いえいえ、周りが宝の山だとなんか得した気分というか。
  ところで、お客さん多いって、E.含め4組でした。
 (一人は予約無しの飛び込みさんでしたが、片岡さんがあれこれ親切に説明されてました。)

(4) で、店内にあった気になったもの
 (a) Moulton Deluxe... って、トラスフレームになる前の、昔のモールトンですね。
   初めて見ました。(早々見られるもんでもなかろうし、あたりまえか)
 (b) Pocket*でない、"Bike Friday" 。むかしの奴でしょうね... Pocket*に少々似てます
  が、フレームワークが違う。むかしはこんなだったのね。
 (c) Air Friday... なのだけど、下側のチューブがPocket*みたいに太いチューブが一本。
  これもむかしはこんなだったパタンらしい...
 (d) 店の隅にあった少々大きめのスーツケース。
   なんと、タンデム自転車が一台すっぽり入ってました。「上下にチューブがくっついて、
  あとサドルとハンドルがつくだけなんで、普通の自転車からそれ程大きくはならないん
  ですよ」とはYさんの言。
   ちなみに天井にもタンデムが一台。こちらは軽量で高い奴らしい。
   さらにちなみに、タンデム自転車はブレーキを3つつけたりするなんてな話も伺いま
  した。2人も乗ると重いので、下り坂だと3つめのブレーキを(軽く?)かけっぱなしにす
  るんですってよ奥さん。片岡さんのコラム(2006年6月)にある「アライのブレーキ」が定
  番なんだそうです。
 (e) いくつかの自転車にフッツーにHED のホイール。ごーじゃすな。
 (f) 店の奥にあるBD-1は... あら久しぶり。ディスクブレーキ仕様のTiは久々に見ました。
 (g) 入り口横の怪しいトラスフレーム2つ折りの自転車はまだ未公開ですかぁ?

(5) Air FridayとPocket Rocket に試乗させて頂いたんですが... 基本的にフツーの自転車
 と乗車感変わりません。
  普通小径車だと、もっとフロントがクイックなんじゃないかと思いきや... 驚く位フツー。
 で、Air だとサドルからの感覚が相応にまったり、とはいえ剛性感は充分です。うーん
 確かにこれはイけるなぁ。しかも自分サイズだとさらに良いとはYさんの言。以前
 は店で持っていた自転車を拝借していたのを、現行のWorld Tourist (たぶん)を作った
 ところ... もう全然別物だそうで。熱く語って下さいました。
  ちなみにYさんの自転車ってば、サイクルショーにも展示されていたENNO ORANGEの
 奴。この日もコレで通勤されてました。

(6) 各車種の折りたたみを拝見。
  YさんのWorld Tourist (確か)、10秒かからずにちんまりとなりました。こちらはク
 イックを緩めるだけで行けるので容易。あっという間。
  Air Fridayはアーレンキが必要で、チタンビームを抜いたりで1分くらいかかりますが、
 World Tourist より小さくなります。これはビックリする位小さくなります... 本当にこれは
 ちょっとビックリ。
  ちなみに本日Pocket*納車の方(横浜から来ているそうで)の折りたたみを拝見しまし
 たが、たぶんBD-1よりも小さいなぁ。ちび輪に入れてました。

  なおYさん、海外に行くときでも何でも、輪行はすべてちび輪バックで済まして
 いるそうです。一応いままでそれで問題発生していないそうですが... ちゃれんじゃーで
 すねYさん。
  (ちなみにスーツケースで緩衝材をちゃんと使わなかった場合は、非常にヤバいそう
 です。他のスーツケースの下敷きにされたら最後。あーめん。)

(7) 更にYさんWorld Tourist (自信なし)の装備もあれこれ拝見させて頂きました。
 IKD さんのページにもあるダイナモ装備なんですが、このダイナモの回転がまた軽いの
 何の。また、ランプがコンデンサ内蔵とのことで、止まってもしばらく点灯してます。これ
 は良いかも。
  (E.、現行装備は捨てがたいんですけどね)

(8) これはタンデム自転車から出たおまけ話。
  天井にかかっているという、高いタンデム自転車。こいつはディスクブレーキ仕様なんで
 すが、最近はGreen Gear Cycling、ディスクブレーキ仕様はやめちゃったそうです。Y
 さん曰く、多分フレーム剛性の問題なのではないかという予想だそうで。
  これは別段BFのフレーム剛性に問題がある、と言うわけではなくて、自転車の乗り心
 地をフレームのしなりで実現している部分と、ディスクブレーキ搭載のためのフレーム精度
 の両立が困難なんじゃないかと言うことでした。

  ここで引き合いに出てきたのがアレックス・モールトン。普通の自転車は乗り心地の実
 現にフレームのしなりを意識している部分があると。まぁAir Fridayのチタンビームなんか
 はその最たるものですよね。しかしそれは自転車の設計者でも数値化できていない、経
 験則によるかなりアバウトな部分が含まれる。
  これに対してアレックス・モールトン。あれは実はそう言う部分を全否定して出来ている
 自転車であるそうです。以前試しに片岡さんがモールトンの後ろのラバーコーンを無理矢
 理リジットにして走ってみたところ、ガッチガチで乗れたものではなく、果ては振動で部品
 が脱落しかけてきたそうで。モールトンの前後サスペンションは、そう言うフレームのしな
 りによる影響を(すべて!)サスペンションで実現するために搭載されているものである...
 しかもすべてアレックス・モールトン博士による数値的計算を基にして... なんてこった。
  即ちMTBがサスペンションを積んでいる事とアレックス・モールトンがサスペンションを
 積んでいることは、コンセプトからして全く異なる、似て非なる別物であるわけです。
  そう言う目で改めてアレックス・モールトンを見ると... いや、何とも言えませんねぇ。とは
 いえE.にはせいぜいBSM に手が出るかどうかって所なんですが。

  更にもう一発。小径車は初代モールトン前には存在していなかった(あるいは周知され
 ていなかった?)そうですが、モールトン博士自体、17inchという小径車が果たして十分
 なジャイロ効果を得て2輪でマッ当に走るか疑問視していたらしいそうで... その頃のス
 ケッチに、後輪側に装備するフライホイールの図があるそうです(要するに地球ゴマ装備
 自転車ですな)。なんじゃそりゃ。見てみたい気もする;;;^^)


 あー長くなった。その他別途。
 なにはともあれ、親切な対応して頂いたYさんに片岡さんには感謝なのです。

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